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「悪魔の飽食」 目を背けたくても、背けてはいけない・・・・!

18日 日曜日

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松山市民会館大ホールへ カンタータ「悪魔の飽食」の演奏会に 

友人のKちゃんに誘われ出かけました。

Kちゃんのフルート仲間のKOさんもいっしょに3人で・・・・。 

ロービーで Kちゃんの小、中学時代の同級生H氏に バッタリ!

今日の公演のお世話を取り仕切っておられるのだそうです。

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「Kさんは お勉強も良く出来 美人さんでね。みんなの憧れだったんですよ。

私も憧れてまして ラブレター出したけど 見事に振られました!ハハハハハ!」

H氏は苦笑いしながら 懐かしそうに話してくださいました。

Kちゃんが H氏の憧れの人だったお陰からか 

「悪魔の飽食」の作曲を手掛けられた『池辺晋一郎』先生に

特別に会わせて下さると言うのです。 shine ラッキー!happy01

Kちゃんのフルート仲間のKOさんもご一緒に

なんだかちょっと得した気分で ワクワクしながら 3人 楽屋へ!

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演奏会前のお忙しい

お時間なのに

快く 迎えてくださった

池辺先生!

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3人のおばさんは 

少し緊張気味ながらもルンルン!heart02

厚かましくお願いした写真にも

笑顔で入ってくださいました。

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突然のサプライズに 興奮しながら 客席へ!

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オープニングは先日TVや新聞にも取り上げられてましたが

鼓動の元メンバーであり 現在新浜市を中心に活躍中の篠笛奏者

「阿部 一成」さんの 美しい音色の篠笛演奏から始まりました。

その後 地元の女声合唱。

この指揮を取られていたのが 随分昔 私も所属させて頂いていた

コーラスグループの指導者「市村 公子」先生でした。

昔と少しもおかわりなく サッソウとされていましたね。

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続いて 先ほどお会いした「池辺 晋一郎先生」、

『悪魔の飽食』の著者「森村 誠一先生」、 

この著書を 詩に書き換え「カンターター」として「全国縦断演奏会」の切っ掛けを

作った「神戸市役所合唱団」の田中氏の3人のトークが始まりました。

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この 「悪魔の飽食」を田中氏が「詩に書き上げて下さい!」と 

森村先生の元に しつっこく日参し

根負けした森村先生が 膨大な詩を書き上げた事。

また田中氏が池辺先生を訪ねその詩の作曲をお願いした所、

その膨大な量に 「このままの詩だと6時間以上歌い続けなければならない 

歌い手の声が枯れてしまう」と頭を悩まされ 

編曲ではなく編詩を 初めて手掛けられた事など

曲が出来上がるまでのエピソードを 面白おかしく3人で話されました。

その後 森村先生が「悪魔の飽食」を書かれた経緯や

その内容についてお話されました。

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静かな口調で話される森村先生の 衝撃的なお話しの内容に 愕然!

そして  今日なんの知識もないままに この会場にいる事

あまりに無知な自分を恥かしく思いながら 先生のお話しの一言一句

聞き漏らすまいと 身を乗り出して聞き入ってしまいました。

この「悪魔の飽食」の著書を読んでもいないし内容も 

恥かしながら 私はまったく知りませんでした。

戦争が悲惨である事 其の歴史において 沢山の尊い命が失われた事。

そうした事は いろいろな 書物や映画やドキュメンタリーなどで

見聞きし 知っているつもりでした。

しかし 私たちが想像する以上に残酷で 許されない事が

歴史の中で繰広げられ それが我々日本人の手によって行われていたのです!

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「731部隊」!

旧日本軍が生んだ「悪魔」の部隊!

捕らえられた中国人、ロシア人、モンゴル人、朝鮮人は

人間ではなく「丸太」として材木扱いとされ

生体実験の材料とされ「マルタ」と呼ばれ切り刻まれた。

その「マルタ」には 実験材料となる日まではたっぷりの栄養があたえられた。

しかし2日に3体の割合で実験材料として消耗された。

ペスト、コレラ、チフス、赤痢、梅毒スピロヘーター、などの細菌が

注射され、胃と腸の位置を逆転する手術、凍傷実験、毒ガス。

目を覆いたくなるような非人道的なさまざまな実験が行われていた。

「マルタ」は3000人とも推定されているがそれ以上ともいわれている。

生存者は一人もいない。彼らは収容された其の時から

全員生きて帰れぬ実験材料となったのです。

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戦争と言う侠気の中では 

人間はなんと残酷になれるものなんだろう。

そして こんな残酷な事が私たちと同じ日本人の手によって

行われたと言う事実。

其の衝撃に 胸の詰まる思いでした。

そしてこの 「悪魔の飽食」全国縦断コンサートは 今回の愛媛公演が

21回目にあたり その間中国や韓国でも行われてきた事。

其のたびに 全国からこの歌を歌う為に 人々が集まって

今回も 北海道からも60人余り福岡からも40人と会わせて440人もの

人が集まってのコンサートだそうです。

その後「愛媛交響楽団」と440人の大合唱団のコンサートが始まりました。

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その大合唱を聞きながら 胸がつまり、とめどなく落ちる涙が止まりませんでした。

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第7楽章最終章より

♪ 君よ 目をこらしたまえ

  目を背けたくても そむけてはならない

  目を凝らしたまえ

  私たちは信じよう 人間の英知と良心を

  科学を悪魔に渡してはならない

  人間の英知が破れぬため

  私たちは力を合わせよう

  一人になってはならない 一人にならない為に

 私たちは 集まろう

 私たちは集まろう

  

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

bud なすびさんへ
その通りだと 思います。 
日本では 歴史教育の中でこうした事実があった事 
全く教えられていません。
中国や韓国では 教育の中で語り継がれていると聞きます。
事実を 知ることにより お互いの話し合いを行ない 
友好の輪を広げる事によって 
平和な時代を気づいていかなければなりませんね。  

投稿: ニコニコおかみ | 2010年4月25日 (日) 07時48分

私もこの本を読みました。

内容もさることながらその背景を連想させ
そこから将来へ生かさなければいけないものを見出す事も
この書籍の意味合いのような気がします。

事実を受け止め犠牲になった方々を弔いたいと思います。

投稿: なすび | 2010年4月23日 (金) 20時09分

bud shinobueakiraさんへ
人間は この世で一番惨酷な動物かもしれませんね。
この部隊で残虐な行為に関わった人の中には 
戦後 自ら手を下した罪過に苦しみ 苦悩の人生を送った人も
少なくなかったそうです。
戦争とは多くの人の人生をも 狂わせてしまうものなのですね。

歴史上の事実は 教育の中でも正しく伝えられ 
2度とこうしたことが起きない様 戒めていかなければ
なりませんね。

篠笛奏者の「阿部一成」さんの演奏 すばらしかったです。
帰る道々 Kとも shonobueさんの話も出て
とても 楽しみにしているようです。

でも 演奏会前のお忙しい時ですから 
どうぞ無理をなさらないでくださいね。
時間の余裕のあるとき 構わなければで良いのですから。
厚かましいお願いで 本当に申し訳なく思っています。
Kも機会があれば 是非お会いしたいと言っていますよ。


投稿: ニコニコおかみ | 2010年4月23日 (金) 09時59分

弱肉強食の動物の世界でも、残酷なシーンは時々見かけますが、人間の残酷さを露呈するのが戦争ですね。
同じ人間が、戦争の敵対国であったとしても、人間を実験にするとは罰当たりな事です。
窮地に追い込まれたときに、毅然たる態度で人間らしく生きることは難しいのでしょうか?考えさせられますね。

フルートのKさんのラブレターの話は仄々としますね!
今日から新しいドラマ「同窓会」がスタートしましたが、面白そうです。
Kさんのお陰で、貴重な体験が出来てよかったですね。
オバチャン?3人組に囲まれて池辺晋一郎氏もまんざらではない様子ですね!
篠笛の阿部一成さんの演奏も良かったでしょうね!
Kさんへ篠笛もう少し待ってくださいね!
篠笛の袋も近日中に取り掛かろうと思っています。

投稿: sinobueakira | 2010年4月22日 (木) 23時12分

bud HAppyばあばさんへ
平和な時代であれば ちゃんとした良心を持てたであろう人も
異常な状況下では 人間が人間でなくなってしまうのですね。
実験材料にされた人々も 実験を追行した人も同じ人間なのですが・・・!

今 平和の中にどっぷりつかっている我々ですが
こうした悲惨な歴史の事実を忘れてはいけないし
再び 行われてもいけないことですね。
 
戦争を知らな子供達にも教えていく必要があると思いました。
我々の子孫が 加害者にも被害者にもなってほしくないです。 
 

投稿: ニコニコおかみ | 2010年4月22日 (木) 10時46分

bud M.Mさんへ
M.Mさんは読まれたことがあるのですね。
私も 帰りに最新版のを買って帰り
今少しづつ読んでいますが 目も耳も覆いたくなるような
内容です。
戦争は 本当に人間を悪魔にしてしまう 恐いものです。
今も世界のあちこちで 戦争や争い、差別が行われていますが
この世から戦争はなくならないのでしょうか?

今 幸せボケしている日本人は こうした歴史上の真実を
知る義務がありますね。 

投稿: ニコニコおかみ | 2010年4月22日 (木) 10時20分

お忙しい合間にも素敵な時間を楽しんでいらっしゃるのですね。
池辺晋一郎さんと言う方TVで拝見したことあります。
お目にかかれる方だなんて思ってもいませんでしたが、
おかみさん、よかったですね~
この悪魔の飽食と言う本は読んだことありません。
どんな場合も戦争は人間を人間でなくしてしまうのでしょうね。
「戦場のピアニスト」と言う映画の中でも、山と積まれた死者の番をしながら横で兵士がタバコを吸い楽しそうに雑談をしている場面がありますが、これも狂気ですよね。
科学を悪魔に渡してはいけない!!
その通りですね。

投稿: Happyばあば | 2010年4月22日 (木) 06時47分

悪魔の飽食は昔読みましたが、鮮烈に記憶に残っています。
読んでいる途中から吐き気がしてきて、それでも知っておくべきと
休み休み読みました。
戦争といえども731部隊のあまりに残酷な仕業です。
戦争という名の殺人だと思いました。
戦争は集団で狂気にかられ、まともな思考が出来なくなるのですね。
実験台にされた人々はどれほどの恐怖を味わったか。
今、日本にいる私達はずいぶん幸せなのですね。感謝!

投稿: M.M | 2010年4月21日 (水) 10時02分

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